高校受験も一息つき、春期講習が始まっています。
2022年度 入試結果 中学生 函館中部高校函館工業高校(建築)函館七飯高校函館高専(推薦・一般)遺愛高校白百合高校有斗高校(特進)柏稜高校 小学生 遺愛中学 高校生 昭和大学(薬)法政大学函館[…]
今年の入塾生は新高校1年生や下は新小学2年生といろいろな学年の生徒さんが入塾されました。
中でも新中学2年生が一際多いです。ありがたい限りです。しっかり対応させていただきます。
そんな新中学2年生のなかで、「まとめノート」を作っている生徒が何人かおりました。テキストの内容をノートや付箋に書き直しているのです。
まとめノートを作る生徒を見るのは久しぶりで、なんだか懐かしい感覚にもなったのですが、生徒には「まとめノートは作るのはNG」という指導なります。その理由は次のようなことです。
まとめノートは時間がかかり、しかも勉強ではない
テキストの内容を書き写すだけで、それなりの時間がかかります。そしてまとめノートを作る目的は、それを何度も繰り返し見て身につけるためなのですが、作るだけで「勉強した気」になってしまいます。ノートを作ること自体は勉強ではなく、作業なのです。私も経験がありますが、多くの学習者が陥るトラップです。ノートを作るだけではほとんど身に付けられないのです。
じゃあどうするか?
テキストは、必要な事項がすでにしっかりまとめられているので、それを何回も何回も繰り返し見て理解すれば良いのです。その方がよっぽど効率的です。
まとめノートは絶対に良くないか?
いいえ、そんなことはありません。例えば、テキストに書いていないこと(途中式や考え方など)は書き留める必要があります。その場合はテキスト直接に書き込んでも良いと思います。
また数ページに渡って書かれていることを表などにまとめて覚えるときなど、”ある程度”は有効かと思います。でもそれに時間をかけ過ぎないようにする必要があります。なぜならまとめるのは「作業」だからです。
君が欲しいと思うまとめのページはすでに塾のテキストなどに掲載されていることがほとんどです。それがあればコピーしてノートに貼り付ければ良いのです。
「まとめノートを作ろう」と思う前に、一旦塾長に相談してからにしましょう!