6月14日のキムタツ先生のZOOMによるセミナーに参加することが出来ました。
日曜日なので本来は家族サービスの日なのですが、妻に協力してもらい午前、午後、合計4時間のセミナーを聞くことが出来ました。感謝、感謝。
キムタツ先生の対象生徒はセンター(共通テスト)満点、東大合格のための指導なので目標が違うのですが。
セミナーの詳細は割愛しますが、ご覧になった方はわかると思います。
指導者目線では、普段の英語学習への取り組みがいかに「音の理解」が不足しているか、音読が不足しているかか、復習の徹底不足…などなど。
この不足を解消するには週1~2回の授業では圧倒的に学習時間が足りないこと、前提として学校ので英語の授業があるので、学校と連携し不足分を塾で補うのが良いのか、いやいや、そもそも学校の授業についていけないので塾に来ているのではないか…などなどジレンマに陥ります。
そもそも英語学習は段階的に進める必要があるので、公立高校受験程度の指導ではほんの初期段階、入り口の勉強しかしていないわけです。
そのなかで塾で出来る指導。それは「意味の理解」となるのでしょうか。
ネイティブ音声などを併用したり、返り読みをしない指導を入れたとしても、それ以前の単語や文法などの知識不足の生徒が圧倒的多数です。
やはり公立の中学生には「音の理解」:「意味の理解」=2:8くらいになります。
このセミナーを聞いたという関係者Aさんに感想を聞いてみたところ、
「さして目新しいことはありませんでした」
とのこと。
なんと素晴らしい!
きっとこの方はキムタツ先生と同等の英語力をもち、英会話や留学経験も豊富で、東大にも通用するような英語指導をされているのでしょう(゜o゜)。
小さな塾で出来ること。
それは初期段階の英語学習を徹底させること。そして入試やその後へのしっかりした橋渡しをすることなのかもしれません。