勉強とスポーツは共通する部分があると言われます。
身近なものでは学校の部活動です。
スポーツ系もそうですが、吹奏楽部も毎日のように練習する学校が多いですよね。
例えば吹奏楽部で毎日のように練習したとします。
では、その練習に参加した生徒は全員、同じようにスキルアップするのでしょうか。
全員同じようにきれいな音色を奏で、ぴったりそろった音合わせが出来るものなのでしょうか。
答えは”NO”ですよね。
一人ひとりのスキルにはうまい人とそうでない人のバラツキがみられると思います。
皆、同じように練習しているのになぜこの”差”は生まれるのでしょうか。
私は吹奏楽部に所属したことはないので専門的なことはわかりませんが、この練習で生まれる”差”は、生まれ持った才能の差などではなく、一人ひとりの吹奏楽に対する”心がけ”によるものではないかと考えます。
「一度ミスしたら、今度は絶対同じミスしないぞ!」
「難しいパートだから何度も練習して覚えなくちゃ!」
「コンテストまであと1か月だから、本番のつもりで取り組もう!」
こういった”心がけ”で日々練習に取り組む生徒とそうではない生徒との間には、たとえ1時間の練習であったとしても、そこにはすでに”差”は生じているはずです。
その差が日々の積み重ねで大きな差として現れてくるのでしょう。
そして、これは日々の勉強も全く同じことが言えると思います。
「同じミスは繰り返さないぞ!」
「この問題は難しかったから、何度も復習して解けるようにしなくちゃ!」
「テストまであと2週間だから、より一層集中しよう!」
こういった勉強に対する取り組みの”差”が学力の差、点数の差に表れます。
塾での勉強、家庭学習、学校の勉強すべてに同じことが言えます。
”心がけ“次第で、短期間に学力アップすることも可能ですし、逆もまた然りです。
ものごとが上達するには、それに対する”心がけ”、言い換えれば”向上心”が必要となります。
現在、当塾で受講している生徒、今後の通塾を検討している生徒はこのことをしっかり”心がけ”ておきましょう。