3月までは各学年の復習中心の勉強や移行措置内容などを取り組みました。
4月からは中学生は学校の予習に切り替えています。
どの学年の生徒も6月に最初の定期テストがあるので、まずはそこが最初の目標です。
現在、中学生は学校の 1〜2週間先の予習をやっている状態です。
それに対して、高校生はまだ全学年までの復習の生徒がほとんどです。
まだ4月の半ばだからなのか、授業が本格的に始まっていないようです。
この時期の中学生は、学校の授業の理解度を高めるために塾で授業の先取りをしています。
私は主に高校生は数学を担当しています。
高校生も先取りしたいところですが、週 1〜2回の通塾では高校の授業スピードに常に先取りしていることは難しいです。
そのため学校の授業と本人の目標に大きな差がない限り、高校生は学校の進度が進んでいない場合は復習に切り替えています。
その高校生の復習の授業で思うことですが、既習内容の忘れが非常に多いです。
時間が経つと忘れるもので、テストがあるわけではないので、優先順位が下がるのは少ないのかもしれません。
例えば二項定理の展開式、PとC(パーミュテーションとコンビネーション)の計算式の違い、数列の公式、3乗の展開・因数分解及び基本対称式への変形、2次関数の解の配置問題…いずれも基本内容であり、学習していた当時はちゃんと出来ていた内容です。
受験生ではないのですがせっかく覚えたのに何だかもったいないですね。
高校生に限った話ではありませんが、こういった復習の時間や、例えば学校で行う模試などでしっかり復習しておきましょう。