5月3日(月)~8日(土)まで休暇とさせていただきます。
しかしこの間、希望者対象に特別講義を行います。
塾生は無料です。
この話を塾生にしていたら、「特別講義に宿題は出ますか?」と質問がありました。
この質問に対する解答は、「その生徒に必要だと思ったなら出す」です。
以下は私の考えです。
どんな習い事も、嫌々やったところで伸びるはずもありません。
好きなこと、楽しいことは多少苦しくても努力を続けられます。
しかし、こと勉強に関しては違います。
「勉強が大好きです」「休日は時間も忘れてお気に入りの問題集と解いています」…なんてありませんよね。
少なくともそういう生徒に私は出会ったことがありません。
(多分そういう人って、テレビ番組「東大王」にで出てくる〇沢君や鈴木〇ちゃんみたいな人なのでしょう。)
みんな程度の差はあれ、しなくていいなら勉強はしないと思います。
ただ、これも程度の差はあれ、勉強をしないと将来、自分が困ることになるかもしれないと思っています。
それは今後いろいろな場面(これは学校だけではありません)でテストや入試があり、それで進学や就職、資格などが決まるということを知っているからです。
だから勉強を好きになりましょう!楽しく勉強しましょう!という話ではありません。
楽しいだけならゲームやディズニーランドにかなうはずもありません。
大事なのは、嫌でもやらなければならないという覚悟です。
勉強は好きではないし連休だから休んだり遊びたいし、でもテストとかで困るかもしれないし、ちょうど予定も空いているし、先生もああ言っているから、塾に行って出来ないことを少しでも出来るようにしようかな…の気持ちが大事なんです。
普段の授業でも、好きで通っている人はいないはずです。
だからこういった学習に必要なことは、一番に本人の気持ち、覚悟です。
宿題の有無で参加不参加を決めるのはおかしなことです。
宿題が出たらやればよい、それだけです。そもそも塾に通うということは勉強量が増えるということです。
それを気にするということは、部活の予定が…学校の宿題が…連休の予定が…と思っているのかもしれません。
無理なくマイペースで勉強していけるのならそれが理想です。
現在の自分の学力が目標に届いているならそれでも良いと思います。
そうでないのであれば、せっかく塾に在籍しているのですから、利用できるものは利用した方が良いと思います。
勉強時間の確保は優先順位を考えることで解決できます。
今、楽をして、後で苦しむのか。
今、苦しんで、後で楽をするのか。
です。