みんな、必ず持っています。
消しゴムは間違ったものを消す便利な道具です。
子供も大人も、間違えって人に見られたくないじゃないですか。
塾に来ている生徒も同様で、間違ったら消しゴムで消すんです。
でもそのせいで大事なことを見落とすこともあります。
例えば間違って覚えていること。
それを消されちゃうと、どこで間違ったのか、どう考えたのかがわかりにくいです。
また筆算の計算も消してしまう生徒も多いです。
学習塾の場合、解答に〇がつくより✖のついた問題に価値があります。
✖を〇にするのが塾の仕事だからです。
ノートに計算式がなかったり、赤で解答を書いてきても、どこがわからないかわかりません。
だから間違いを消さずに残したり、筆算も消さないように指導します。
消しても間違いを自分で理解して、力に変える生徒はいいのですが、そうじゃない生徒は塾で間違ったことはテストでも同じように間違います。
だから成績の伸びない生徒は「消しゴム使用禁止」にする場合もあります。
一定の効果もありますし、そもそもそういった勉強法もあるようですね。
さあ、近隣の中学校の定期テストまで、あと中3の総合Aテストまであと少しです!
がんばろう!