こんにちは！
個別指導×通い放題！の個別指導TAKUMI（たくみ）塾の大江です。
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「テストは必ず解き直しをやりましょう」
学校や塾で今まで何度も言われたこと、ありますよね。
この「テストの解き直し」は非常に良い勉強になると思っているのですが、ひとことで「解き直し」と言っても、どのように解き直しするのがよいのでしょう。
これは先日行われた総合Aテスト（社会）の一部です。
〜Aさんの解き直し〜
問1は順に「日米修好通商条約」「ドイツ」「日米安全保障」だったな。
問2は「ウ」が正解。
問3は「賠償金が取れないから」で、
問4は…
（間違った問題を学校で配布された模範解答で確認）
〜Bさんの解き直し〜
問1の①は「日米修好通商条約」だけど、たしかその前に結んだ条約があったな？（教科書を調べて）そうだ！「日米和親条約」だ。この条約で江戸幕府は鎖国をやめたんだ。日米和親条約で開港した港は下田と函館。下田はどこにある港だろう？なるほど下田は今の静岡なんだ。地図で位置も確認して。この2つの条約の違いも確認して…。
問1の②は「ドイツ」だけど、そもそも第一次世界大戦の流れってどうだったっけ？…バルカン半島のサラエボでオーストリアの皇太子が暗殺されたのをきっかけにドイツ、オーストリア、オスマン帝国の同盟国とイギリス、フランス、ロシアの連合国（協商国）の間で戦争が始まったんだったな。バルカン半島の位置の確認を確認してっと…。
AさんもBさんも同じ、テストの解き直しですが、どちらの方が学力がつくかは明らかですよね。
学校などではAさんタイプの解き直しノート提出などあるようですが、私が求める解き直しはBさんタイプです。
絶対とは言えませんが、出題された問題と同じように聞かれることはほとんどないです。出題されたとしても1問程度です。だからその問題の周辺知識なども一緒に復習する必要があります。
テストや入試ではどういった問題が出題されるか、当然ですがわかりません。でも、出題されやすい重要な事項というのはあります。
それがテストや模試の問題なのです。
「AとBの結果、Cになった」Aを聞かれてもBを聞かれてもCを聞かれても答えられるようにしておきましょう。
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