高校受験生は、12月以降は原則、過去問などの問題演習中心となっています。問題を解いて、私(塾長)が採点して、解き直しをさせて、調べさせて。それでもわからなければ解説して。
この繰り返しです。
中部高校を受験しようとしているある生徒は、講習中は、学校が休みになってからは3コマ授業、3コマ自習、計6時間勉強のスケジュールをほぼ毎日こなしました。きっとお家に帰ってからも勉強していたに違いありません。授業中はもちろん、自習中の様子もダラけることなく、ひたすら一心に勉強していました。
そんな中、1月11日に北海道学力コンクールが実施され、その成績表が先日届きました。
その生徒の今まで合格可能性は40〜70%前後を行ったり来たりしていましたが、今回は過去最高値を記録!その成績表を見てひとこと、
「うれしいっす。」
勉強していると、うまくいかない時の悔しさや焦り、挫けそうになったり、逃げ出したくなったり…。そういったことから逃げずに本気で立ち向かっているからこそ出てくる言葉に重みを感じます。
「勉強の仕方を知らないと思う」と相談にくる生徒や保護者からよく聞く言葉です。確かに勉強の仕方は大事です。しかし勉強の仕方がわかったからといって、少ない勉強時間で効果が最大に現れることは絶対にありません。ほとんどの人は、教わった勉強方法を実行出来ずに終わります。それは大変だから。根気が必要だからです。
大変だけどコツコツ頑張ったものだけが見られる景色があるのだと思います。
公立高校入試まであと30日です。
がんばろう!