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北海道学力コンクールで復習しよう!

1月10日、11日に行われた北海道学力コンクールの復習のポイントをお伝えしたいと思います。

全科目ではありませんが、参考にしてください。

誤字脱字などあるかもしれませんがご了承ください。

どの学年、どの科目にも言えることですが、問題文を最後まで丁寧に読む必要があります。

私も解いていて、「そっちを聞いていたの?」てことが何度かありました。

問題文から「たぶんこうだろう」と推測するのは危険です。常日頃、注意しましょう。

【中学1年】

〈数学〉

大問1 すべて基本問題です。解けない問題はしっかり復習しましょう。「絶対値」もよく理解しましょう。

大問2 基本~標準。問題の文字が多いので正確に読み解く必要があります。問2は奇数、偶数の条件が抜けないようにしましょう。

大問3 基本~標準。問1は基本です。問2(2)は規則性の問題。高得点を狙う人は良く練習しておきましょう。

大問4 どちらかと言えば基本。ただ割合をしっかり理解していないと解ききれない。

大問5 どちらかと言えば基本。問1は聞かれていないけどすべて立式できるようにしましょう。

〈理科〉

大問1 基本。用語などをしっかり押さえましょう。双子葉類、単子葉類の区別も。

大問2 いずれも基本。細かいところで「気門」なども押さえておきましょう。

大問3 ド定番の問題。全問正解できるようにしましょう。

大問4 やや基本。表を正確に見れるように。質量パーセント濃度の計算は必須。問5の結晶の形もすべて押さえておきましょう。

大問5 基本。水とそれ以外の状態変化を押さえましょう。

大問6 やや基本ですが。光の屈折する方向などは確実に覚えましょう。

大問7 基本~標準。振動数の計算や音の高いと大きいの違いなど間違いやすいポイント

大問8 やや標準。火成岩と鉱物の割合など細かな知識が問われる問題。

〈英語〉

大問1 リスニングのため割愛しますが、日ごろから正しい発音や音読を心がけましょう。中3になると授業で対策していきます。

大問2~4 まだまだ平易な文章ですが、語彙数が多いと感じる人もいるかと思います。教科書や本問などを音読して英文に慣れましょう。また注釈を頼りにすると読むスピードが遅くなるため、語彙は多い方がよい。日ごろから扱った文章の意味を押さえたり、帰り読みしないで前から意味を把握していくように読みましょう。英語を英語のまま理解するのが理想。疑問詞、疑問文と答え方まで身につけましょう。

これらは学習した文法が身についていることが前提となります。あやふやな人はまずは教科書の基本文法を理解してください。

【中学2年】

〈数学〉

大問1 いずれも基本ですが、「範囲」「累積相対度数」などを理解している必要があります。

大問2 問1~問4は基本~やや基本。問3(2)は(1)の結果を利用する問題。こういった出題も慣れておきましょう。球の公式は暗記必須です。問5は今回のなかで一番難しい問題だと思います。池の周りをまわる問題と同じですが、出発点が違ったり、一方が遅れてスタートしたりと設定が複雑なため、立式出来ない人がほほとんどだと思います。高得点を狙う人は要復習。

大問3 基本~やや標準ですが、典型的な問題です。問3は誘導なしでも解けるのがり理想です。座標を文字で置く解法にも慣れましょう。

大問4 標準。問1は明日香さんの予想は問題に関係なく、合同の証明です。証明は高配点なので、良く練習しましょう。問2のような問題は、「気づけるかどうか」です。いろいろな問題に挑戦して経験値を上げましょう。

〈理科〉

大問1 いずれも基本。全問正解できるように。

大問2 細かい知識が必要なので標準。鉱物の特徴など、高得点を狙う人は頑張って暗記しましょう。

大問3 ド定番問題。全問正解できるように。ただ問5は出来なかったかも。(イ)以外の反応結果をよく覚えておきましょう。※(イ)の詳しい内容は3年で扱います。

大問4 やや基本。蒸散量の計算は出来るようにしておきましょう。

大問5 これも定番問題。未反応の物質の計算なども良く練習しましょう。

大問6 定番問題。問2の計算も設定をよく理解すると簡単な計算で求められます。

大問7 問1~問4は基本。湿度計算は頻出。問5はやや難。圧力の公式をよく理解して取り組みましょう。

大問8 これも定番問題。温暖前線、寒冷前線の特徴、発生する雲、前線の通過前後の気温、風向など押さえましょう。

大問9 やや標準。並列回路の合成抵抗の計算も覚えておきましょう。 

〈英語〉

大問1 リスニングのため割愛しますが、日ごろから正しい発音や音読を心がけましょう。中3になると授業で対策していきます。

大問2~4 学習した文法も増えて、文章や問題が少し複雑になってきました。長文を読まないと答えられない問題が多いので、まずはある程度のスピードで読む必要があります。普段、触れた英文の音読和訳を常に行い、意味を前から捉えていくようにしましょう。英語を英語のまま理解するのが理想です。

今回では「forward」「favorite」など聞かれています。よく目にする基本単語は書けるようにもしましょう。

長文を文章中の空欄に入れるような問題は、その前後の文章から判断する練習をしましょう。

【中学3年】※この時期の道コンは受験レベルになります

〈数学〉

大問1 基本~やや標準。問5など難しそうに見えるかもしれないが、平易な確率と関数の基本の組み合わせです。錐体の公式も必須。

大問2 ヒストグラム、箱ひげ図の問題も定番です。箱ひげ図⇄ヒストグラムの読み取りも良く練習しましょう。

大問3 関数は基本~やや標準。問3のような座標を文字で置く問題も頻出です。

大問4 標準。合同や相似の証明を良く練習しましょう。苦手な人は部分点狙いを。ですが問2(2)だけは難問。ここは出来なくてよいと思える問題です。

大問5 標準。問2最後の問題の規則性で戸惑った人もいるでしょう。それ以外はしっかり得点できるように。

〈理科〉

大問1 問1、問4は基本。問2、3,5はやや標準。停滞前線は盲点になりやすい。消去法で解きましょう。Hz(ヘルツ)の計算もよく理解して練習しましょう。

大問2 問題は標準。ただ問題文の文字が多いので設定を理解するのが大変。問に「実験について…」「調査について…」とあるものは、前半後半と分けて解き進めましょう。調査の表も何を表しているのか、よく理解しましょう。

大問3 基本とやや難。問1(1)はよく目にする問題です。存在するイオンごとに考えましょう。問2(3)は表から必要な数値を使って解く問題です。やや難ですが、得意な人はぜひ解き直ししてみましょう。

大問4 標準。問4(2)の地層を書く問題はここ数年出題していないので要注意。簡単ではないですが、良く練習しましょう。

大問5 やはり文章量が多いですが、しっかり読みとれれば基本よりの問題。問題文→設問→問題文→設問…と交互に進めましょう。

大問6 やや基本。最後の動滑車の問題は良く練習しましょう。

大問7 基本〜標準。日食、月食の違いを押さえましょう。最後は難しそうに見えるかもしれませんが、比の問題です。

〈英語〉

大問1  リスニングのため割愛しますが、日ごろから正しい発音や音読を心がけましょう。また授業中の演習で、聞き取れないものがないよう、何度も練習しましょう。

大問2 基本。ですが「Thursday」など書けましたか?1〜20までの数字、月〜日曜日、1月〜12月、あと不規則動詞変化表は覚えていないものはさっさと覚えましょう。問3のような簡単な英問英答などは表現できるように。

大問3A・B 標準。問題文はさほど難しくないのですが、後半の問題のために得意な人は早めに片付けましょう。「最初の角を左に曲がってください」は教科書表現そのまんまです。基本文をよく確認しましょう。

大問3C 標準。文字数はさほど多くないですが、単語や表現がより複雑になっています。正誤問題で得点するには全文を読めるようにしましょう。ただ問3のように、設問のみで解答できるものもあるので、英語が苦手な人もしっかり目を通しましょう。

大問4 標準〜やや難。資料を読み取り英語で表現する問題です。最後の36語の英作は、文法や表現の間違いごとに点数が引かれていきます。ここで得点するには、日頃から正しい英文に心がけましょう。

以上になります。

質問などは遠慮なく聞いてください。