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受験生へ

当校は17日までお休みとなります。18日より再開です。

ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

さて、受験生の皆さん。

特に中学3年生には、講習中は1日6時間以上の受講をお奨めしていました。

6時間は普段より少し長めの学習時間だと思いますが、これには以下のような狙いがあります。

1. 学習習慣をつける

 学習習慣は学習向上には不可欠です。これは勉強体力ともいったりします。この習慣、体力がない人は、必要な時に必要な勉強をすることが出来ません。試験や入試前でも机に向かえない、長時間集中できないなど、そういった生徒を残念なことに毎年見かけます。これでは良い結果は望めないのは当然です。必要な時にしっかり学習時間を作る体力をつけるための6時間縛りです。(勉強は運動と似ているところがあると言われています。部活などで1年生が3年生と同じ練習についていけないのと似ています。体力・技術が身についていないのです。)

2. 基礎をしっかり身につける

 入試問題は基礎・基本だけで解ける問題はほんの一部です。ある程度得点を上げるには標準レベル以上の練習が必要となります。しかし基礎が身についていないものが標準以上の問題演習したところで、せいぜい解答を書き写すだけ(写経のようなもの)で何の意味も成しません。言い換えると出来ることがほとんど増えません。基礎・基本は学力を上げるためには絶対必要なのです。そもそも難しいとされる問題は基本をいくつも組み合わせて、基本が見え難くしているものが大半です。基本から外れた特別な知識が必要というわけではないのです。この基礎を身につけるための教材がフォレスタやフォレスタステップです。1〜2年の範囲はそれなりにボリュームがあるので、学習時間の絶対量は必要になります。

3. 1日で出来ることを経験する

 1科目2〜3時間の演習でした。日々の演習で基礎は身についたのでしょうか。答えは「NO!まだ身についていない!」です。授業で基礎を学び、宿題で復習し、間違いを直す。そして再度、同じ(または似たような)問題に取りかかり、インプットした内容を何度もアウトプットすることで徐々に定着していきます。そもそも日々学習する単元をどんどん進めているため、単元あたりの学習量はまだ充分とは言えません。1日6時間といえど、身についた(かもしれない)内容はそれほど多くありません。ですから「こんなに頑張ったのだから2学期のテストは良い結果に期待!」などと思ってはいけません。学習した内容がそのままテストに出るものではありませんし、これくらいで簡単に穴(弱点)が埋められるものでもありません。入試までインプット、アウトプットの繰り返しで徐々に上がってきます。早い生徒で3ヶ月と言われています。焦ってはいけません。腐ってもいけません。

と、受験生をはじめみなさんに知っておいて欲しいことを書いてみました。

塾は4日間休みを頂きますが、その間、特に受験生は✖️直しなどで学習内容の定着を図ってください。

また身についてきた学習習慣を継続させましょう。